PROFILE

中川健司 Kenji Nakagawa

Kenji Nakagawa
中川 健司

1975年 名古屋生まれ
平成10年、日本デザイナーズ学院を卒業後「有限会社神谷デザイン事務所」に入社。2年後にチーフデザイナーとなり、その1年後には東京支社デザイン部部長に就任する。平成17年、同事務所を退社し独立、「中川デザイン事務所」を設立。名古屋を中心に店舗デザインを手がけ、現在にいたる。

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動いている。
2011年3月17日

最近、飲食店のデザインの仕事を多くさせていただいているので、

よく耳にするのが、また予約がキャンセルになったということや、夜 飲食店街に、

人が出歩いていないということです。

東北地方太平洋沖地震がおこり、多くの方が、お亡くなりになりそして

今も救助をまっている人たちや、救助活動を行っている方がいることを考えると、

確かに外出を控えようと思う方も多くいると思います。

でも日本全国の人達が目指していることはこの大震災からの復興だと思います。

復興は失ってしまった街などをもとに戻すことです。

それは経済においても同じだと思います。

日本という国で本当に多くのかたが、今この震災の地にて復興を目指し

日々がんばっておられるます。

但し経済はどうでしょうか?

被災地では経済の復興は行えません。

どこが行うべきか?

それは震災にあっていない、街や人が行わないといけないのです。

そして経済とは社会が生産活動を調整するシステム、生産活動そのものです。

その内にある消費は本当に誰にでもできる、経済復興へのキーになると思います。

決して高級なものを買うということではなく、服を買うこと、お店で食事すること、

理容室や美容院に行くことなどです。

たまたま、昨晩に某ビールメーカーの方と話していたのですが、被災地に営業所も

ビール工場もあり、勤めておられた方は今、避難所にいる方も多いそうです。

その後、ふと思いました、経済が動くことができない被災地では、

復興後に仕事はどうなるのかと。

但し某ビールメーカーのビールは日本全国で飲むことができ、消費できるのです。

本当の意味で被災地が復興するために、経済を被災していない街の

人間が気丈に振る舞い、今以上に動かしていかないと街がもとどおりになったとしても、

その後に起こる、経済低迷による人的災害により日本はだめになってしまいます。

街はもとにもどったが、しかし、会社が倒産してしまっていては意味がないのです。

食事は毎日していると思います、髪は伸びます、季節が変われば服も変わります。

経済の動きを止めてはだめです。

1人で家で食事をしてお酒を飲むよりも、多くの仲間と食事をしたほうが元気が出ます。

悲惨な情報のみをえていると、被災にあっていない人達もメンタル的におかしくなって

しまいます。

そとに出ましょう、わざわざ遠くに行く必要はないと思います。

今いる場所の経済をしっかりささえ経済を動かしていきましょう。

本当の意味での復興をとげその時にみんなが笑顔になれるように!!

 

生意気なことを言ってしまい、申し訳ありませんが、

今 被災していない街で人災による被害が拡大しようとしていることが、

どうしても疑問に思ってしまったので。

ばか騒ぎはよくないと思いますが、

そうでなければ、気丈に振る舞い以前と変わらない生活を送りましょう!

日本が止まってしまっても、世界は動き続けます、1日は過ぎていきます。