PROFILE

中川健司 Kenji Nakagawa

Kenji Nakagawa
中川 健司

1975年 名古屋生まれ
平成10年、日本デザイナーズ学院を卒業後「有限会社神谷デザイン事務所」に入社。2年後にチーフデザイナーとなり、その1年後には東京支社デザイン部部長に就任する。平成17年、同事務所を退社し独立、「中川デザイン事務所」を設立。名古屋を中心に店舗デザインを手がけ、現在にいたる。

CALENDAR

2010 08 August
sunday monday tuesday wednesday thursday friday saturday
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ARCHIVE

THUMBNAIL

メッセージを送る

RECENT DESIGN

BLOG TOP

歴史のある場所へ
2010年6月19日

4/15 早朝より、いろいろな人達よりいったほうがいいといわれた。

ドォーモへ、外観よりあまりにも存在感に心にぐっと来るものがありました。

後光が差したかのような朝日の中に堂々と建っているこの瞬間を見ることができて感謝!

 

 

KICX3073.JPGステキすぎます。

中に入り、さらに感動、皆さんも自分の目で見に行ってください。

さらに5ユーロ払えば階段にて屋上(大理石の屋根の上へ行くことができる)へ、

10ユーロ払えば、エレベーターにて屋上へ、当たり前のごとく5ユーロを支払い

屋上へ、階段は明かり取り用の小窓のみでどこまで上がってきたか、解からない

ほどの状態でグルグル回りながら上っていくと屋上へ全て大理石の削り出しでできた。

屋根瓦?と彫刻で彫刻の数は圧巻のひとことで、全て表情が違い、彫刻の中には髑髏や

三面人といった変わったものも。

長い歴史の中で、階段も雨樋も、人や自然の力で少しずつ削られ歴史を感じざせられる。

ひと時でした。

何故、私たちの時代の建物は早く、そして長く残るものを作れなくなったのか?

何故、町並みの調和が取れない状態になってしまったのか?

何故と考えればつきることのない思いに、いろいろな人との関係性やバランスの重要性、

日本にはデザインや景観を考慮する、ことがあまり重要ではなかったのか、

高度成長期において、建て続けることが必要だったのかも知れないが、今だから

建設ラッシュではなくなってきた今だから、考えていこうと、

考えていきましょう!!